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GP5000が外れない。


1年ぶりのブログがいきなりこんな話から始まるのは、今回タイヤでとっても苦労したので情報共有したかったからです。




前回のブログから1年間。コロナの中でおとなしくしつつも、Vengeで楽しく自転車生活を過ごしていました。
 Vengeがトータルパッケージとしてあまりにも調子が良すぎるために部品交換の話がなかったり、初めてのディスクロードで比較対象が無いためにインプレそのものが書けなかったり、そうこうしているうちにTarmac SL7が出てしまったりしたのですが、
最近ようやくホイールを変えまして、Rovalの最新作Rapide CLXをVengeに入れました。

 
このホイール自体については別の記事として書きたい気持ちがあるので、とりあえず「めっちゃ良い」という一言で置いておきたいのですが、使っているうちにひとつ大きな問題にぶち当たりました。



それは「タイヤが外れない」というトラブル。

 



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Rapide CLXはクリンチャー専用なのですが、リムの形状的にはほとんどチューブレスです。
このリムのビードフックと、一部のタイヤが相性悪そうな感じなのです。
一部のタイヤというか、具体的にはコンチネンタルのGP5000と相性最悪っぽい気配がしています。



 
当初VengeについていたCLX64から引き続き、RapideにもGP5000を履かせていました。
性能としてはなんの不満もない組み合わせだったのですが、一度出先でパンクしたときにタイヤが全く外れず四苦八苦。
二人がかりでタイヤを押しても引いてもビードフックからタイヤが剥がれず、タイヤレバーをねじ込む隙間すら無いのです。
ツールボトルの中の替えチューブもタイヤが外れなければなんの約にも立たず、結局修理を諦めて車で運ぶことになりました。
更に家に帰ってからもにっちもさっちもいかず…結局プライヤーでタイヤを掴んでホイールを足で押さえながら引っ張ることでようやくビードがビードフックからベリっと外れました。


さて、なぜこんなに苦労するのだろうかと頭を悩ませました。
①リムテープが悪い ②タイヤの個体差 という可能性を考え、リムテープをDTのものに交換したり、新品のGP5000に付け替えたりしてみたのですが、何度やっても結果は変わらず。

もし「Rapide CLXはこういうものだ」という結論になってしまうと、クリンチャーであるにも関わらずパンク一発で走行不能の超高リスクホイールということになってしまい、ファンライドでの運用では不便に過ぎます。




…と一旦絶望したのですが、 一応GP5000以外も試してみるか…とMichelinのPower Roadを装着してみると、これがあっさり外れます。
ほんとにあっさり、これまでの苦労は何だったのかというくらい、あっさり。

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空気を入れて数日放置したあとでもあっさり。



…というわけで、今回皆様にシェアしたかったのはこの一文です。
「Rapide CLXのビードフックにはタイヤの相性がありそう」



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Rapide CLXとGP5000が相性が悪い!とは僕の1個体だけで断言できず、またPower Roadにすれば絶対大丈夫!とも言えないのですが、一事例として共有させていただきました。

もし同様にRapide CLXのタイヤで困っている方や、このタイヤは簡単に外れたよ、いやいやGP5000全然余裕で外れるよ、などの体験談があればぜひコメントください。



Rapide CLXとVengeについては近いうちに書きます。多分。