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別にどうでも良い小話。

C60が発売されたのは2014年です。
この記事を書いているのは2016年ですが、発売当初に遡ってインターネットの写真を色々と見ていると、
自分のC60となんか違うな、というものが散見されました。

一度気にして見てみると、どうも外から判るだけでも二つの部分でバージョン違いがありそうだ、という話。



1. フォーク




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スチールバイクが最先端だった時代、ストレートフォークを初めて用いたのはコルナゴであった、という逸話がありますが。
コルナゴといえばこのストレートフォーク。
2016年仕様のフォーク肩部分には、往年のラグを模したような盛り上がりが存在します。




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引用:cyclowired

ところが、デビュー当時の2014年モデルでは、C59と同じ形状のスッキリしたフォークとなっています。
16モデルは14モデルに一枚革を被せたような形状ですね。

このフォーク変更は当然ながら有名な話のようで、どうやら2016年モデルに加えられた変更のようです。
個人的には昔のスッキリとしたフォームも好きなのですが、何か意味のある変更だと思いたいですね。
横剛性強化がしたかったのでしょうか。






2. シートステー上部(Q2-STAY)



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C59でB-STAYに代わって採用され、EPQにも用いられたQ2−STAY。
おそらくはスクエアを意味するQ2でしょうか。



DSC08865
引用:Y's road

C59の時代、Q2ステーの集合部には穴が空いておりました(写真は同サイズ480SのC59)。
僕のC60からは、その穴は無くなっています。

あの穴が好きだったのになーと思いつつ眺めていたのですが、



C60-11
引用:Cyclingtips


540sのC60には、大きな穴がしっかりと空いていたのでした。

5-impre20144 - 130
引用:cyclowired

同じ2014モデルのC60(480s)には穴が無いので、年代によって変化したディティールというわけではなさそうです。



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Youtubeに公開されているC60の工房動画からも、ステーに穴のあるモデルと無いモデルが同時に製造されていることが分かります。
小さいサイズでは穴を開けるスペースが無かった、というだけの話だとは思いますが、穴のあるモデルと無いモデルでリアバックの乗り心地に違いが出るかどうか、興味が有るところです。


つまり、ぱっと見ただけでも
フォークの形状違いと、ステーの穴のある無しで、4通りのバリエーションがありそうですね。
まだまだありそうな気配があるので、何かご存知の方は是非コメントをお願いします。



C60の記事はまだまだ続きます…