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ヘルメットを変えた時になんとなく考えたこととか。

06/05 ヘルメット内蔵リアライトとエアロシェルについて追記

ヘルメットは保険と同じで、いざというときの備え。

とはいえ、結構高いものなのでついつい買い替えを後回しにしてしまったり。
これまで4年以上も使ってきたLazer Heliumも流石に買い換えねば…と思っていた所に
Y's赤坂アウトレット店でZ1が安売りしていたので、つい買ってしまいました。

ということで、Z1のインプレとともにヘルメットを買う時に(個人的に)何を考えるべきかメモをしておこうと思います。



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Z1とHelium。
こうして並べてみると、基本的なコンセプトはキープしつつもLazer流のヘルメットデザインを再解釈したような形状になっています。






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僕がヘルメットを購入する時の判断基準は、優先順位別に以下の通り。

1. 安全性
2. フィット感
3. デザイン
4. 機能性
5. 重量
6. 価格


この優先順位は人によって異なりますね。
例えばヒルクライムのためにフィット感よりも軽量であることを重視する人もいるでしょうし、デザインなんてどうでも良いから価格が安いものを、という人もいるでしょうし。

ともあれ、今回はこの6つのポイントに沿って、比較対象にHeliumを使いつつZ1のインプレを書いていこうと思います。







1. 安全性



ヘルメットである以上、どんなに他の要素が良くても落車時にしっかりと役目を果たしてくれないと意味がありません。
最低限の強度があるかどうかは、JCFの認定があるかどうか、UCIのプロチームが使っているか、などといった基準で判断するしかありませんが、 
個人的に気にするのはシェルの厚みです。

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軽量系のヘルメットではシェルの部位によって厚みを変えているものも見られますが、Lazerは全方位に非常に分厚い構造となっています。
落車時にヘルメットよりも先に顔が着地してしまっては意味が無いので、なるべくヘルメットが出っ張ってくれると保護の面で理想的です。



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また、シェルの深さも気になるところです。
メーカーによっては頭の上に乗っかっているだけに感じるほど浅めの作りのものもある一方、Lazerは比較的深めに作られています。
さらにサイドの形状も耳の上を抉りつつ、こめかみや後頭部などをしっかりと保護する形状です。
この辺りはHeliumから更に進化した点かと。

マイナスポイントとしては、MIPS搭載モデルではないところ。
海外のニュースによれば2016モデルからMIPS搭載モデルが出ているそうなので、そのうち日本でも手に入るでしょう。 








2. フィット感



こればかりは個人差があるのでどうしようもない所ですが、僕にはLazer,KASK,LAS、Bellあたりが良くフィットします。 
その中でLazerのフィット感が特に優れているのは、ロールシスシステムのおかげ。

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引用:Lazer.jp

頭頂部のダイヤルをぐるぐる回すとヘルメットに張り巡らされたワイヤーが締まり、後頭部だけでなく頭全体をホールドしてくれるシステムです。
他のメーカーでは後頭部のダイヤルで調節するのが普通ですが、それらに比べてより自然なフィット感を得られます。
 
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ちなみに、Helium/GenesisとZ1ではロールシスの取り付け方向が逆になっているのでダイヤルの回転方向も逆です。
最初に被った時は、今まで締まっていた方向に回せば回すほど緩んでいったのでびっくりしました。






3. デザイン



安全で頭にフィットするヘルメットの中から、格好良いヘルメットを選びましょう。
個人的にはLazerやKASKのデザインは大好きです。


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Heliumと比較すると、少し丸みを帯びていることが分かります。
何となくタフになった印象。 

Genesis/Helium時代のLazerには、

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引用:Living in a museum
僕の大好きなトム・ボーネンや

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引用:da.wikipedia
会長ことロビー・マキュアンの時代、刺さりそうなほど鋭いイメージを個人的に持っています。

しかしZ1時代のLazerといえば、

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引用:Lazersport
やはりアンドレ・グライペルでしょう。
このドイツ人スプリンターの印象と重なるせいか、

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引用:germanwarhelmet.com
Z1はドイツ軍ヘルメットのイメージです。




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ヘルメット前部の窪みもLazerらしさがあって良いですね。
作りが少し雑なのはマイナスポイント?

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デザイン性を優先したのか頭部保護のためかはわかりませんが、ロールシス上を通っているブリッジ部がめちゃくちゃに薄いです。
薄すぎて押すと微妙にたわむので、ヘルメットを雑に扱ってぶつけたりするとぽっきり逝ってしまうかもしれません。
ロールシス自体もカバー無しの剥き出し構造に(一応クリアカバーも付属)。






4. 機能性



ヘルメットにおける機能性で思いつくのは、涼しさとかエアロとか、付属品とかでしょうか。

涼しさとエアロはトレードオフである事が多いですね。
穴の数が多ければ多いほど単純に空気を取り込みやすくなりますが、その分空気抵抗は増してしまいます。
最近では空気の流れを上手くコントロールして穴を少なくしながら涼しさを確保しているものもあるようですが、ロングライドメインの僕にはエアロであることよりも快適であることがより重要かなと。


とは言え、たまには少しでも空気抵抗を減らしたい時もあります。
エンデューロとか。

こんな時にLazerならエアロシェルというオプションパーツがあります。

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ヘルメットに被せる透明なカバーです。
重量は40gほど重くなりますが、上からパカっと被せるだけでヘルメットにピッタリフィット。
Z1のエアロシェルは今注文中ですが、装着するとPOCのOctal程度にはエアロになると聞いています。

ただエアロになるだけでなく、冬に装着すると風が吹き込まず素晴らしい防寒対策になったりするのでエアロシェルが使えるだけでLazerを選ぶ意味があるかなと思います。

06/05 追記

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Z1専用エアロシェルが来ました。
相変わらずフィット感は抜群です。
重量は+40gほど。

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こんな感じで前面のベントを塞いでくれます。
後ろ側の抜け側は塞がれていないのでヘルメット内の空気が微妙に流れ、多少の通気性が確保されます。


もう一つ、Z1はヘルメットの中心にリアライトを内蔵できます。これ大事。
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車体だけでなくヘルメットにリアライトがあると安全化に超有効なので、こういったギミックがあるのは大変嬉しいです。
こちらも注文中なので、到着したら追記します。

06/05 追記


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これがZ1用のリアライト。CR2032二枚で光ります。



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このライトユニットを、同じくオプションのライト取り付け可能マッドキャップ(クリアの部品)に取り付けます。



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これをヘルメット後部の縦溝に差し込んで



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取り付け完了。
重量は+20gほど。




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こんな感じで結構目立ちます。
発光パターンは点灯と、点滅が3種類の4パターン。



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目視での比較ですが、トライスターよりも明るいです。
トライスターの方は電池を変えてないので比較対象としては微妙ですが。



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リアライトとしてはかなり指向性が高いタイプのように見えます。
リアライトは程よく拡散したほうが良いような気もしますが、いずれにせよヘルメットにスマートにリアライトを埋め込めるのは大変素晴らしいです。
レースのことだけを考えれば要らない機能ですが、Lazerは最上位のZ1にまでこのオプションを準備してくれています。
一般ユーザーのことをしっかり考えてくれているという証ですね。






他にもヘルメットのあご紐にマグネットをつけ、そこにサングラスをくっつける機能などもあったり(上のグライペルの写真を参照)。

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引用:bikeradar

ヘルメット後部に装着できる心拍計なんかもあります。
流石にやり過ぎの気もしますがw
Lazerはヘルメットを中心に色んなアイテムを展開していくので面白いですね。 







5. 重量



Heliumが350g(!)ほどあった一方、Z1 Lサイズは235gでした。
重量はあんまり気にしない方なんですが、長距離を走るとやっぱり軽いほうが首周りの負担が少ない気がします。 

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金属ワイヤを使っていたロールシスと違い、Z1のアドバンスドロールシスでは樹脂製のケーブルで軽量化が図られていたり。
全体的にもがっちりとしたHelium/Genesisと違い少し華奢な感じがしますね。







6. 価格



いや、ある意味一番優先してもいい要素ですが。
最近はヘルメットの価格も上昇気味というか、3万円超えのヘルメットも珍しくなくなってきたので…
コスパで言えばCannondaleのCypherやScottのVanishなんかが良いですかね。




やはり身体にずっと身に着けているものなので、安全性があって頭にしっかりフィットするストレスフリーなヘルメットなら多少高くても良いかなと個人的には思っています。

 2016年モデル LAZER【レーザー】 Blade【ブレイド】 ヘルメット (マットブラック, L)
ちなみにミドルグレードにZ1とそっくりのBladeというモデルがあります。
カタログスペックで250gとそこそこ軽量ですし、1万円前後でしっかりアドバンスドロールシスモデルなのでこちらもオススメ。





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6つの条件を上から辿っていった結果、僕はZ1の購入を決定しました。
ヘルメットはフィッティングに個人差があるのでどれが良いとも言い難い類のものですが、頭にあうのであればLazerオススメです。