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イギリスにいます。


一ヶ月ほどイギリスに滞在しています。
普段から愛用しているTricker'sやEdward Green、大好きなウイスキーのベンロマックの故郷でもあり、楽しい日々を過ごしています。

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ロンドンから初めて北方の方までいくつかの街を見て回りましたが、異国の地でも歩いていて気になるのはやはり自転車。



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左側通行のイギリスですが、ロンドンやエジンバラなどの都市部では道路における自転車の様子も日本と殆ど変わらないです。
蛍光ジャケットを身につけている人からラフな格好の人まで様々ですが、ヘルメットの着用率は非常に高いです。
歩道を走行している人はいません。どうやら全面禁止のようです。
車道が非常に狭いなど、場所によっては歩道走行可能となっている部分もありますが。



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多くの信号では車の停止線より前方に自転車の停止ゾーンが確保されています。
また、右折の際も二段階右折ではなく普通に車と一緒に曲がっていきます。
ロンドンでは車に対しても手信号を出している人を多く見かけました。



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走っている自転車自体は様々な種類が混在しています。
メジャーなロード系メーカーで街中で一番多く見かけたのはスペシャライズドでした。
日本ではよく見るキャノンデールには何故か一度もお目にかからず。
ヨーロッパ系の自転車メーカーも、ピナレロ以外は見かけませんね。



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近代的なロードよりも、古くブランドもよくわからないクロモリロードの方が意外と沢山います。



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しかし一番多いのはハードテイルのMTBのような、コミューターバイクというジャンルの自転車です。
明確な定義はないのでしょうが、大体リアにキャリアが着いており、タイヤが太め、ブレーキはVブレーキかディスクブレーキのものが多いです。
上の写真はロンドン警察のバイク。
警察官の方はヘルメットに蛍光ジャケット装備です。



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それも当然のことで、イギリスは大都市の比較的交通量の多い道路でも石畳がザラです。
しかもイギリスですから、頻繁に雨が降って水が溜まったり滑りやすくなります。
こんな道を日常的に走るのですからサスペンションとディスクブレーキが主流になるのは当然のことですね。
ボードマンのCXモデルをよく見かけました。




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こういった自転車を留めるために、イギリスのいろんな場所でこういった固定場所を見かけます。
これらの設備から、イギリスでは自転車にスタンドが無いことを前提にしていることが分かります

逆に私邸の柵などには「自転車をこの柵に結ぶべからず」的な看板が掲示されていることが多いです。



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休日に都市圏近くの地方を訪れるとロード乗りがライドを楽しんでいる場面に遭遇することもあります。
こういった人たちのバイクは日本と同じく多種多様のロードで、メーカーも大した違いはありません。 
写真はロンドンの西、ウィンザー城の駅前です。

 

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こういった人たちがどうやって自転車を運んでいるかというと、なんと列車にそのまま積んでいます。



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地下鉄や一部の車両では禁止されていますが、殆どの車両には自転車用のスペースがあり自転車を持ったまま乗り込むことが出来るようになっています。
なので、駅を歩いていると普通に自転車を押しながら歩いている人をよく見かけます。



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引用:Cycling.co.uk

一部の都市では貸し自転車も盛んに利用されています。
上の写真はロンドンのSantander Cycle。クレジットカードで自転車をドックからレンタルすることが出来ます。
市内の様々な場所にこのドックがあり、返却の際は空いているドックに差し込むだけでOKです。
レンタルに2ポンド、その後30分までは無料でそれ以上は30分毎に2ポンドずつ課金される仕様。



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実際に借りてみました。
びっくりするほど重いです。センタースタンド仕様。
前部のキャリアにはゴムひもがついており、カバンを括りつけることが出来ます。
フロントキャリアの根本にライトがついており、前輪のハブダイナモで常時光ります。



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コンポーネントはネクサスでした。

通勤に使っている人や観光に使っている人など色んな利用者を見かけました。
ハイドパークのような大きな公園ではこのレンタサイクルを使ってサイクリングを楽しむ人も多かったです。



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他にも、リヴァプールにも同じような仕組みがありましたが、こちらはあまり利用者を見かけませんでした。
リヴァプールは坂が多い街だからかもしれません。

 
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自転車を用いたツアーも積極的に行われています。 
こちらはクルーザータイプの自転車を用いてロンドン市内を観光するツアー。

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タワーブリッジも通ります。
こういったツアー、日本では絶対に無理ですね。
例えば東京でママチャリ程度の速度で10人がふらふら車道を走っていたら事故がいくら起こっても足りなそうです。



道の幅や交通量は日本とさほど変わらないのに、根底にある自転車に対する思考の違いによる運用面の差異が非常に興味深い事例でした。


おまけ

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今この記事を書いている場所の近くにベンロマックの蒸留所があります。
ツアーで見学してきました。

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テイスティング付きです。
真っ昼間から四種類も。

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自分用に15年を買って帰りました。
まだ日本では発売されていないものなので無事買えてよかったです。






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