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カーボンフレームの(ほぼ)10年分の進化を眺める。


今回購入したUltimate CF SLXは2013年に登場したモデル。
これまでの愛機 LOOK 585 ULTRAは販売開始が2004年、プロトタイプが2003年のツールを走っていたようです。
つまり、おおよそ10年ほどの進化を一気に体験できるわけで、ワクワクしますね。



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■フレームを眺めてみる


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ダウンチューブ、トップチューブは角を落とした四角形状です。
横から見るとスリムですが、上から見ると思ったより幅がありますね。

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BB周りはそこそこボリューミー。
シートチューブは途中からつぶしが入ります。タイヤクリアランス確保のためか、快適性向上のためか?
チェーンステーもボックス形状でかなり太いです。

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チェーンステー裏側。
流行の非対称チェーンステーです。

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シートステーも流行に沿った(ように見える)細身形状。
実はトレンドフォローというわけでもないのですが、それについては後述。

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シートステー接合部はこれまた最近ちらほらと見る形。
細身のシートステーに可能な限りネジレ剛性を付与するための処理ですかね。
ぱっと思いつくのではSCOTTのロードが近いかな?
あとはGTのトリプルトライアングルの香りもしますかね。

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VCLSシートポスト
ボリュームのある二本締シートポストです。
ヤグラ自体が前後にスライド出来るので、リーチ面では大きな調節範囲を持っています。
しかしそのヤグラがシートポスト本体と干渉するためサドルの傾き調節幅にあまり余裕が無いのが弱点。
サドルは純正のFizik Antaresから愛用のSelle SMP Formaに交換済ですが、どうしても前下りになってしまって困り中。
普通のサドルなら別段問題無いと思います。

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ONE ONE FOUR FORK SLX
ここはCANYONのオリジナリティ発揮。フォークがめちゃくちゃに細いです。
そのくせコラム径が1 1/4のODサイズ(31.8mm)なのでヘッド周りの剛性は不足無し。
重量は295g。LOOKのHSC5SLフォークと同重量です。

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後ろから見るとこんな感じ。横剛性を上げたい感が伝わってきます。
空気抵抗とかは…別に気にしてない感じですかね。

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ヘッド周り。
ACROSの特殊なヘッドセットを使っているのでプレッシャーアンカーが不要です。
軽量化らしいですが、その代わりヘッドセットの高さが16mmあるので、その分ヘッド長が長くなってしまうのが不満点。
ここはCANYONからプレッシャーアンカー式に交換するキットが販売されているので、ハンドルを下げたい人はバイク購入時に一緒に買いましょう(後から知って現在注文中)

ステムはCANYON純正からRitcheyの1 1/4対応110mmに交換済。
ハンドルはCANYON純正ですが、スペックシートのリーチ83mmを見る限りCOMP EVO カーブコンパクトハンドルと同製品かも。
Ritcheyのものと同じく上ハン部分が手前にゆるりとベンドしています。
付属されていたアウターケーブルプロテクターまでCANYONロゴ入りという気の利きよう。

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アッセンブルされているのは日本の至宝 DURA-ACE 9000。
日本からドイツに送られて、また日本に戻ってきたというのもなかなか面白いです。

※5/15追記
ヘッドの中を覗いてみました。
フレーム価格を考えるとカーボン張りっぱなしシートの端っこ浮きっぱなしでもおかしくないと思っていたのですが… 

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びっくりするほど綺麗。思った以上にコストかかってるなーという印象。
ワイヤー受けだけ後から接着するんですね。



長くなってしまったので分割しました。
フレームの設計とファーストインプレッションに関しては別記事↓で。


→フレームの設計思想に関する記事はこちら

→ファーストインプレッションの記事はこちら

 
→購入後に変えた部分についてはこちら

→7000km乗ってからのセカンドインプレッションはこちら
 

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