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新しく買った古いホイール、RS80の話。


前回の宇都宮400kmでダメージを受け、僕の修理でとどめを刺されたZONDAの代わりとして購入しました。 
手元に残っているレーシングゼロはアルミスポークでしかも2008年モデル。ZONDAも2008年モデルでそろそろ際どい所なので、どちらにせよ買い替えは必要かなと。



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RS80-A-C24。Dura AceグレードのWH-7900C24-CLと"ほとんど"同じリムという話ですね。
スポークが違うのでリム側の形状が微妙に違うなんて話を聞いた事がありますが、本当なのかどうか。

途中からモデル名にAが付きマイナーチェンジされました。違いとしてはリムのグラフィックと黒くなったスポークやニップルがわかりやすい部分。破損報告があったカーボン部分の補強がされているかもしれませんね。また、ハブが変わっているかもしれませんが、見た感じは判らないです。


 まあいま購入するなら11s対応のRS81という選択が普通なのかもしれませんが、これはこれで良い物なのです。

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のむラボさんにも記述がありましたが、7900シリーズの中でC24だけはワイドフランジです。リムやスポーク配置を同じとするRS80もそれに習っています。
RS81では9000C24と共にフランジ幅が狭くなっていたので後輪の横剛性としては旧型のこちらのほうが有利の"はず"です。

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いい具合にオフセットしてますねー。 
リムといえば、7900系では前後24mmだったリムハイトが9000系では21/23mmになっていました。
最低でも24mmは欲しかったのでやっぱりRS80の方に惹かれます。これ以上リムを下げて、スポークテンションは大丈夫なんですかね。
スポークは微妙にエアロ形状です。この辺りはWH-6700からの流用なのかなーと妄想。リアのスポークはドライブ側と反ドライブ側で太さが違います。RS81では何故か左右共通でした。

他にも言及するとすればやはり、11s非対応というところでしょうか。
個人的には、ロードディスクブレーキの本格的なトレンドと12sの登場、この二つが共にエンドを135mmに拡大するための流れとなっていくような気がしているので、11sはもうちょっと様子見かなと思っています。
多分このホイールが寿命を迎える頃までは10sの消耗品も手に入るでしょうし、あまり心配していません。


ちなみに重量はF:645g R:910g 合計1555gでした。リムテープ付きなのでほぼカタログ値通りです。


■脳内総評
多少全体の剛性は低くとも、スチールスポークでアルミリム、更にリムが軽いから山岳セクションでの消耗を軽減できるかも、と考えるとブルベにはもってこいのように思えます。
カーボンを使っているので耐久性が心配ですが、体重が軽いので大丈夫かな…?
もちろん段差などには今まで以上に気を使うと思いますが。
とにかく、手にとって弄った感じはなかなか良さそうです。
ただ、同時期のR500と瓜二つのグラフィックだけは…

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左がR500


まだ実走はしていないので、ヤビツに持ち込んだりして軽く使ってから感想を書いてみます。 
→書きました